第二新卒の年齢について

はじめての転職活動

第二新卒の年齢について

高度経済成長と言われた1950~1970年代は、戦後間もない日本に到来した飛躍的な経済成長期でした。
この時代の雇用は、その後の日本の働き方を象徴する「終身雇用」が一般的でした。
そのため、仕事を退職する時と言えば女性が結婚・出産する時や、会社から解雇を言い渡されたというイメージがあったものです。
1986年には男女雇用機会均等法が施行され、女性も男性と同様に社会で働くことを法律によって守られるようになりました。
しかし、30年近く経った今でも結婚・出産・子育てをする働く女性の環境は、先進国の中でも低いランキングになっています。

バブル崩壊後、日本人の働き方が変わりました。
リストラ等によって退職を余儀なくされるも、再就職先を見つけることは不況の最中では簡単なことではありません。
これらの要因により、派遣やアルバイト・パート等による非正規雇用社員として働く割合が上がりました。
2008年頃になると、「派遣切り」が深刻な問題として浮上しました。
いわゆる非正規雇用社員の解雇です。
こうした人たちは、現在も職を求め続けています。
しかし『年齢』が再就職の大きな壁となって立ちはだかります。

こうした背景の中、新卒として正社員になることは大変困難なことは言うまでもありません。
その一方、入社して3年程度で転職を希望する人たちもいます。
彼らのことを「第二新卒」と呼びます。
具体的な年齢としては、24・5歳で転職を希望する人たちを言います。
この年代は、新卒で働いた期間は短いけれども社会経験も少しはあり、一般的な中途採用で求められるような高いスキルや経験は特に持ち合わせてないことが特徴です。
採用者サイドもこの点を十分に理解しているため、経験不問として第二新卒者を積極的に採用するケースも多く見受けられます。

近年では、新入社員として入社して3年程度で退職する割合が全体の3割にも上る現状において、企業側は空いた年代枠の穴埋めのために採用を行うのです。
まだ若い分、経験不足はあったとしても継続して勤務する意志と将来的なビジョンを持っている人を採用する傾向にあるようです。
若くして転職をすることは簡単なことではないかもしれません。
しかし、受け入れてくれる企業も決して少なくないことを知っておいても損はないはずです。