第二新卒の就職状況について

はじめての転職活動

第二新卒の就職状況について

現在の日本の働き方を象徴する言葉があります。
「第二新卒」です。
これは、新卒として入社してから3年程度で退職し、新しい会社に就職を希望する人たちのことを言います。
大卒者が新入社員として働いて3年程度で退職する割合は、実に3割にも上っています。
加えて、その実情は過去20年同じ状況が続いていると言われます。
20年前と言えば、1990年代の「就職超氷河期」が思い起こされます。
つまり、このあたりから終身雇用に対する考え方・働き方に変化をもたらしたきっかけとも言えるのです。

第二新卒者は、「新入社員」以上「一般社員」未満といった肩書になることが多いようです。
つまり、新人研修や一般的な社会経験は済んでいるが、経験不足は否めない状態と言えるのです。
年配者からは、「3年しか社会人としてやっていけないのに再就職は見込めるのか」との厳しい言葉が聞こえてきそうですが、昨今はこうした人たちを積極的に採用する企業も増えてきています。

第二新卒者を採用する企業側は、どのような見込みを持って人選を行うのでしょうか。
まず、入社から3年以内に退社してしまった欠員を同年代の人材で確保をするためです。
まさに「捨てる神あれば拾う神あり」といえるかもしれません。
次に、経験不足を補えるだけの将来的な会社への貢献度です。
やる気+本気度=貢献度+今後の勤続年数になる可能性を見いだせる人材が必要なのです。
更に、若者ならではの考え方を取り入れるために求人を行ってるケースが多く見受けられます。
これはある程度経験豊富な転職希望者にはない、ある意味特異なメリットとなり得ます。
新人ではないけれど、少しは社会を垣間見た人に、新しい考えという風を吹き込んでほしい、というのがその狙いなのです。
また、若い人材を確保する方法として、一から採用して新人研修を行うよりも、第二新卒者を採用すれば研修は不要になるため、経費を抑えられるというメリットも大きいようです。

新卒者であれ、転職者であれ内定を勝ち取ることは容易ではありません。
しかしながら、自分が希望している企業との利益関係が合致すれば、第二人卒者でも内定は夢ではないのです。